形成外科

Plastic Surgery形成外科の診療内容

形成外科医として新しい創傷治癒理論に基づき、傷あとを最小限に目立たなくする治療を心がけております。 患者さまのニーズに応じて適した治療を提供いたします。

【画像】診察風景

Diseases当院でよく診る形成外科の疾患

眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)

加齢や先天的な原因でまぶたの皮膚が垂れ下がったもの。余った皮を切り取ったり、まぶたをあげる筋肉を縫い縮めたりすることで治療します。 局所麻酔の手術で、抜糸は1週間、手術当日は車の運転は避けてください。

【画像】眼瞼下垂症01
【画像】眼瞼下垂症02
【画像】眼瞼下垂症03
【画像】眼瞼下垂症04
いぼ・ほくろ・できもの

外科的にメスを用いて切除したり、炭酸ガスという組織を蒸発させて切除したりします。メスで切除する場合は術後1週間で抜糸となります。炭酸ガスの場合、術後2週間ほど軟膏を塗って絆創膏などで保護していただくことで治癒します。局所麻酔(部分麻酔)でその日に帰れます。

【画像】いぼ・ほくろ
切り傷・擦り傷・やけど

これらの外傷は初期治療が最も大切です。 早い段階で適切な手当をしなければ、細菌などに感染して化膿することがあります。 放置すると傷跡が残ることもありますので、応急処置をした上で、早めに受診することをおすすめします。

傷跡、ケロイド

ケロイドとは、傷跡の線維成分が過剰に増殖し、赤く盛り上がった状態を言います。 ピアスの穴やニキビ跡、手術跡、虫さされなどの小さな傷跡から発生します。 治療法に内服薬、外用薬、局所注射、手術療法、放射線療法などがあります。

顔の打撲・骨折

交通事故や転倒・転落、スポーツなどが原因で顔面を打撲、骨折することがあります。 打撲・骨折の部位により「顔面の変形」「ものが二重に見える」「口が開きにくい、閉じにくい」「しびれ」「かみ合わせが悪い」などの症状が出る場合があります。 症状に加え、レントゲン・CTで診断を確定した上で、適切な治療方法を選択します。

【画像】顔の打撲・骨折
わきが治療

わきがとは、わきの下から独特の悪臭を出す症状のことです。 必ずしも「体臭・多汗=わきが」ということではありません。 対策としては、わきの下を清潔にする、ストレスを溜めないようにする、制汗剤の使用、適切な食事などが挙げられますが、対策をしても軽減しない場合は医療機関での治療をおすすめします。

陥入爪(かんにゅうそう)・巻き爪

当院では形状記憶合金によるワイヤー治療と手術治療を行っております。 ワイヤーは最初自費で購入していただくことになります。 ワイヤーの価格は4,180円(税込)です。 初回治療後は大体つきに1回のペースで通院の上、医師にお問い合わせください。

ワイヤー治療

「超弾性ワイヤー」を用いて、巻き爪・陥入爪を治療する方法です。 爪の先端に2ヶ所穴をあけて、ワイヤーを通します。 ワイヤー自身の弾力性により矯正力が持続的に加わることで巻き爪・陥入爪を矯正します。 治療期間 目安としておよそ3ヶ月~6ヶ月。 爪の中央部分まで矯正されれば終了です。